北九州市長選挙に立候補 武内和久(たけうち・かずひさ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う北九州市長選挙が1月22日告示、2月5日投開票の日程で実施されています。今回の北九州市長選挙には届け出順に自民党・立憲民主党・公明党・国民民主党が推薦、社民党が支持する津森洋介氏(47)、共産党が推薦する永田浩一氏(57)、武内和久氏(51)、清水宏晃氏(39)の無所属新人4名が立候補しました。本記事では無所属新人の武内和久氏についてご紹介します。

北九州市長選挙に立候補 津森洋介(つもり・ようすけ)氏の経歴・政策まとめ
北九州市長選挙に立候補 永田浩一(ながた・こういち)氏の経歴・政策まとめ
北九州市長選挙に立候補 清水宏晃(しみず・ひろあき)氏の経歴・政策まとめ

福岡県福岡市出身、東京大学卒業。福祉人材確保対策室長を歴任し、現在はBLOOMIN‘JAPAN株式会社代表取締役、株式会社インターネットインフィニティ社外取締役等を務める

武内氏は福岡県福岡市出身、東京大学法学部卒業。

厚生省(現・厚生労働省)に入省し、医療・介護・障害・子育て・少子高齢化対策に従事。また外交官として英国ロンドン、9.11の際には米国ワシントンに駐在。福祉人材確保対策室長を歴任し、22年間務めた厚生労働省を退職。

マッキンゼー&カンパニー、アクセンチュアで企業経営の支援に携わり、マッキンゼー・アンド・カンパニー、アクセンチュア役員を務めました。現在は九州国際大学客員教授、BLOOMIN‘JAPAN株式会社代表取締役、株式会社インターネットインフィニティ社外取締役、慶應義塾大学医学部非常勤講師を務めています。

武内氏が掲げる政策とは

武内氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

たけうち和久 7つの基本政策

①「聖域なき行財政改革」を断行する。
●「行政コストの削減」への市長報酬1割カット、議員報酬見直し要請、公共施設運営・維持見直し(進捗管理)
●「官民財政再建チーム」を結成し、民間目線で財政運営の見直し
●データ分析(EBPM)、マーケティングによる事業・予算見直し
●既得権化している契約方式・補助金の見直し、不当要求の撲滅 ほか

②「子育てしたくなる」「子どもがイキイキ育つ」環境づくり。
●「いつでも待機児童ゼロ」へ、保育所送迎ステーション事業の試行、町ぐるみで保育士を守り育てる仕組み
●子育てサポート施設(産前産後ケア・病児保育)の増設、女性のヘルスケア継続支援システム
●「子育てバリアフリー計画」による子ども連れ施設、遊び場、ケア環境、“本気の体験ができる場所”等の整備、地域で子どもを育てる「子ども憲章」の制定
●放課後活動の充実など学校施設を活用した「遊び・学び」の活動支援、不登校対策、給食の質と量の向上、教員の負担軽減

③高齢化・多様化でも安心・安定な生活を守る。
●運動と食、家庭医機能・認知症予防で「健康で長生き」を実現
●地域や在宅での看護機能の発揮・充実、介護職のイメージ・地位の向上、口腔ケア推進、薬局機能の強化支援
●高齢者の在宅生活を全面サポート(バス・モノレールの充実、住まいのセーフティネット、在宅医療環境、孤立対策)
●ジェンダー格差の是正、ひとり親、ヤングケアラー、引きこもり、望まない孤独などに苦しむ方への支援と寄り添い ほか

④「わくわく・期待感」あふれるまちづくり。
●地域資源を活かしたまちづくり(小倉・黒崎の再開発加速、若松の観光地化、国家戦略特区規制緩和、民間投資の促進等)
●若者が集う「eスポーツ拠点」の整備、サブカルの振興
●「英語教育特区」「英語特化型小中一貫校」の創設
●若年世代の移住・定住政策の抜本的強化(伴走型の企業支援、最先端の理工系教育、ベッドタウン化戦略) ほか

⑤「若者を取り戻す」次世代・グローバル産業を誘致・強化。
●空港・湾港を最大限活用したアジアをリードする物流拠点化
●洋上風力・潮流発電など再生可能エネルギー施設の整備・拠点化
●充実した都市インフラ・災害の少なさを強みに国内外企業の積極的誘致・投資促進、中小企業経営支援、後継者確保・海外展開支援
●技術、デザイン、経営を学ぶ環境、企業マッチング、資金とカルチャーが集う「ものづくり起業地帯」の創造 ほか

⑥絶対的な安全・防災・防犯対策。
●災害時の避難体制の強化、シェルター整備の検討
●半グレ対策、暴力団対策の徹底推進、AI防犯の試行
●浸水・治水隊宅のインフラ整備促進
●通学路の安全対策強化、ヒヤリハットマップ、防犯カメラを増設

⑦まちのイメージを一新、認知度を向上。
●民間マーケティング手法を活用した広報戦略
●「挑戦する仕組み」で明るいニュースを全国展開、国内や世界への市長トップセールス

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