あす朝にかけて強烈寒波の”凍結”に十分注意 広島市中区はすでに-4℃の厳寒 交通に大きな影響

中国地方の上空に”強烈寒波”が襲来した昼すぎから、一気に気温が低下した広島県内。夜になって広島市中心部でも路面が白くなっています。

午後8時20分現在、県内すべての観測点で氷点下となり、-2℃を下回っています。広島市中区で-4.0℃、呉市-3.0℃、庄原市-6.2℃など、すでに各地で厳しい寒さです。

今夜は路面の積雪や凍結で各地で渋滞が激しく、車の立ち往生や事故などが多発しています。

きょう夕方に発表された、あす25日(水)の天気予報では、最低気温は広島市中区-2℃、呉市-1℃などの予想なっていますが、イマの実況を見る限り、予想よりもう少し気温が低くなりそうです。

晴れた日に放射冷却などで早朝にグッと冷え込みが強まるのとは異なり、今夜からあす朝にかけて長い時間、厳しい冷え込みが続きます。

あす朝にかけては、沿岸部を含めて各地で積雪・凍結による影響が出そうです。

これだけ気温が低いと、雪の降る量がわずかでも路面には残りやすい状況です。ノーマルタイヤでの車の運転はムリをしないでください。

沿岸部も含めて水道管の凍結が起こりやすい低温となっています。

あす朝の通勤・通学時には、路面の凍結による転倒にも注意です。

今回の強烈寒波による厳しい寒さはあす朝にかけてがピークとなります。あす朝も各地で渋滞が発生するなど、交通機関が大きく乱れることが想定されます。早めの準備をお願いします。

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