米総合PMI、23年1月は46.6 3カ月ぶり高水準

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米S&Pグローバルが24日に発表した1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は46.6となり、景気拡大と悪化の分かれ目となる50を7カ月連続で下回った。2022年12月の確定値の45.0から上昇し、3カ月ぶりの高い水準となった。

製造業とサービス業の両方とも上昇した。23年に入って景況感は強まった。

同時に物価上昇圧力が昨年春以来、初めて高まった。インフレ対策として米連邦準備理事会(FRB)が積極的に利上げを進めているにもかかわらず、インフレ収束からほど遠いことを示した。企業の需要が弱く、高インフレが顧客の消費支出を抑えているとも指摘した。

23年1月の製造業PMIは46.8と、エコノミスト予想の46.0を上回った。前月は46.2だった。

1月のサービス業PMIは46.6と、エコノミスト予想の45.0を上回った。前月は44.7だった。

一方、1月のサービス業と製造業の投入価格は前月比で上昇した。上昇は22年5月以来。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は声明で「心配なのは調査が年明けの経済活動の停滞を示しただけでなく、投入価格の上昇率が新年に入って加速し、一部で賃金上昇圧力と結びついていることだ」とし、「これは景気後退リスクの高まりにもかかわらず、FRBのさらなる積極的な金融引き締めを促す可能性がある」と指摘した。

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