【高校野球】高田商業は「地域性」で有利!?6年ぶりの出場へ 2023年センバツ出場校の発表が1月27日に行われる

【高校野球】高田商業は「地域性」で有利!?6年ぶりの出場へ 2023年センバツ出場校の発表が1月27日に行われる

2023年3月18日(土)に開幕する「第95回記念選抜高校野球(センバツ)」の出場校が1月27日(金)に発表される。
奈良県から注目の高校は、横浜DeNAベイスターズの三浦大輔現監督の母校である高田商業。

高田商業がセンバツ出場となれば6年ぶり。

センバツの選考に大きく影響するのが秋季大会で、昨年行われた秋季奈良大会では、決勝で天理に12-2で敗れるも秋季近畿大会への出場権を2位通過でゲット。

秋季近畿大会では、初戦に京都1位の乙訓に9回サヨナラ勝ち。
2回戦では京都3位の龍谷大平安に0-5で敗れて、大会を終えた。

キーは「地域性」

高田商業・北嶋悠輝(きたじまはるき)キャプテン

2023年の近畿の出場枠は近畿7枠(神宮大会枠1を含む)。
秋季近畿大会のベスト4である大阪桐蔭(大阪)、報徳(兵庫)、智辯和歌山(和歌山)、龍谷大平安(京都)はまずは当確だろう。

大阪桐蔭、報徳が決勝まで勝ち進んだことを考えると高田商業と同じく準々決勝で両校に敗れた履正社(大阪)と彦根総合(滋賀)はかなり有力である。

あと1枠を争う有力校となりそうなのが、高田商業と同じく準々決勝で敗れた兵庫3位の社(兵庫)。

社は秋季近畿大会1回戦で奈良県1位通過した天理に13-7で勝利。
この結果を見ると「高田商業<社」となり、高田商業は不利な状況となる。

しかし高田商業にとって追い風となるのが、昨年新たに発表された『選抜高校野球大会選考ガイドライン』にある
「複数の学校の評価が並んだ場合、できるだけ多くの地域から出場できるよう地域性も考慮する。」
という文章。

これに注目すると兵庫県は報徳が決まっており、奈良県から候補として1校となる高田商業は有利と見ることができる。

果たして高田商業の行方は?
注目のセンバツ出場校発表は1月27日(金)に行われる。

高田商業・仲井颯太(なかいそうた)投手

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