東証、午前終値は2万7329円 一進一退の展開、利益確定売り

 25日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。前日までに大幅上昇した反動から当面の利益を確定する売りが出た一方、前日の米国市場でダウ工業株30種平均が上昇したことは好感された。

 午前終値は前日終値比30円17銭高の2万7329円36銭。東証株価指数(TOPIX)は3.70ポイント高の1976.62。

 日経平均株価は、外国為替市場で円安ドル高が進行したことなどを背景に前日までの3営業日で900円近く上昇。25日は高値で売ろうとする動きが出た。下げ幅は一時100円を超えた。

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