カナダ出身俳優 ウェールズの少年サッカーチームに寄付

カナダ出身の俳優ライアン・レイノルズが、英ウェールズのレクサム市の12歳以下のサッカーチームに新しいキットの寄付をした。ライアンは、2020年にウェールズのナショナルリーグ、レクサムA.F.C.の共同オーナーとなっており、今回、同市の12歳以下のサッカーチームであるFCユナイテッド・オブ・レクサムを支援したかたちだ。

同チームでプレイする息子を持つケイリー・バートンさんは、少年たちの母親が新しいウェアを購入するのに苦労していたことから、チームのために募金ページを立ち上げたところ、ライアンから多額の寄付があったと、BBCラジオ・ウェールズに語っている。

「少年たちのキットの費用を援助するためだったんです。ライアン・レイノルズが寄付をしてくれるとは思っていませんでした」「ライアンが1600ポンド(約26万円)寄付してくれましたというメールが来て、ライアンって誰だ?と思ってログインしたら、ライアン・レイノルズと書いてあって『ああ神様』って震えだして、信じられませんでした」

一方で同クラブ会長のアンドリュー・ラスコー氏は、ツイッターでこの募金活動をライアンに知らせリツイートをお願いしたところ、本人が支援に乗り出したと語っている。「この呼びかけは必要なほど注目されていませんでした。だから、やってみようと思ったんです。

ライアンにメッセージを送って、リツイートしてもらえないか頼んでみました。それはずるいことのように感じていたので、彼が寄付してくれるとは思っていませんでした」「その次の瞬間、ケイリーが電話をかけてきてくれている最中に、私の携帯に『ユニフォームをお楽しみください』という通知が来たんです。この時、私は信じられない気持ちと、涙が出そうなほど感動して、ケイリーに『これは夢じゃない、本当だ』と言ったんです」

その後チームは、ライアンへの感謝を表す動画をツイッターに投稿、スーパーヒーロー、デッドプールのイメージをユニフォームにプリントすると約束している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社