高額電子マネー購入 詐欺疑い通報 赤磐署、コンビニ店に感謝状

感謝状を受け取る八木務さん(中央)と孝さん(右)

 赤磐署は、特殊詐欺被害を防いだとして、赤磐市中島のセブン―イレブン赤磐中島店とマネージャーの八木務さん(68)に感謝状を贈った。

 同署などによると、昨年12月22日夕、市内の60代女性が来店し「電子マネー5万円分を購入したい」と相談。応対した八木さんが使い道を尋ねると「パソコンの画面にウイルス感染と表示され、画面に示された番号に電話したら、電子マネーを購入するよう言われた」と話したため、詐欺と疑い同署に連絡した。

 贈呈式が今月23日、同署であり、難波康弘署長が八木さんと、オーナーで長男の孝さん(46)に感謝状を手渡した。務さんは「女性が困った様子でレジに来たので、声をかけた。被害を防げてよかった」と話していた。

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