SDGsで企業成長へ ITを支える会社「アイエックス・ナレッジ」の挑戦

SDGsで企業成長へ ITを支える会社「アイエックス・ナレッジ」の挑戦

 “持続可能なより良い社会を実現するために注目されている「SDGs」。

 情報サービスを通じ、人と社会の豊かさに貢献する「アイエックス・ナレッジ株式会社」でも、SDGsの活動をしています。

 今やなくてはならないIT業界で、システム開発から運用までを支えている会社「アイエックス・ナレッジ」では、なぜSDGsに取り組むこととなったのでしょうか?

 取締役の中谷彰宏さんに話を聞きました。

アイエックス・ナレッジ株式会社 取締役 中谷彰宏さん
「2021年11月、『IKIのSDGs宣言』というものを公表しました。従前の企業活動の成長だけでは、企業成長は成り立たない。持続的な社会への貢献が大きなポイントだと捉え、取り組みを強化しました」

 アイエックス・ナレッジが行っているSDGsの具体的な取り組みは、主に3つのポイントがあるといいます。

① 平和と公正な社会の実現に貢献~公平で平等な企業活動の推進~
②すべての人が生き生きと活躍できる社会の実現に貢献~人材育成や女性活躍の推進~
③豊かで持続可能な社会の実現に貢献~ITを活用した付加価値の創出~

 主に、“すべての人が生き生きと活躍できる社会の実現”の部分では、長い期間、「ロボット&プログラミング教室」を実施しています。

アイエックス・ナレッジ株式会社 取締役 中谷彰宏さん
「具体的な事業としては、『ロボット&プログラム教室』を約10年、ボランティアで実施しています。これから社会に出る子どもたちに、ITがどういうものか知ってもらい、プログラミングの楽しさを、教室を通して学んでもらえたら。すでに700人以上が参加している活動です」

 また、「障がい者雇用」にも力を入れているのだそうです。

アイエックス・ナレッジ株式会社 取締役 中谷彰宏さん
「中古本のネット販売で、購入するお客様によりきれいな状態の本を届けられるよう、製本やクリーニング、梱包、発送などを行う。そういった業務を障がい者雇用として実施しています」

 障がい者雇用だけでなく、中古本の資源保護やリサイクルにつながる活動となっていて、社員が中古本を持ち込むこともあるのだとか。
 会社全体で資源保護の意識を持って取り組んでいる事例です。

 そんなSDGsの活動を通して、アイエックス・ナレッジが目指す目標とは何でしょうか?

アイエックス・ナレッジ株式会社 取締役 中谷彰宏さん
「企業成長には、“いかに社会に貢献できるか”が大きなポイント。こういったSDGsの活動から一歩一歩継続して、尽力していきたい」

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