44キロ区間で大規模立ち往生 丸1日通行止めに、新名神高速

新名神高速道路で立ち往生するトラックの車列。右は除雪車=25日午後6時43分、三重県四日市市

 25日未明、新名神高速道路の四日市ジャンクション(三重県)―甲賀土山インターチェンジ(滋賀県)間の上下線の複数箇所で、積雪のため車の立ち往生が発生した。中日本高速道路は午前3時50分ごろ、同区間約44キロを中心とした上下線で通行止めを実施。約17時間経過した午後9時になっても主に下り線でトラックなど多数の車が動けない状態が続いた。立ち往生は26日未明までに全面的に解消し、通行止め解除は26日朝になる見込み。

 44キロ区間では25日正午過ぎに立ち往生した車の列が下り線で計34.5キロに上った。中日本高速は運転手らに飲み水や軽食、使い捨てトイレを配った。

大雪の影響でトラックなど多くの車が立ち往生する新名神高速道路の土山サービスエリア付近(右)=25日午後1時22分、滋賀県甲賀市(共同通信社ヘリから)

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