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2023年1月25日に公開された動画のテーマは……菅前総理が岸田おろしへ！？
ゲストにライターの平河エリ氏をお招きし、永田町をざわつかせた菅前総理発言と岸田おろしの動きについて語っていただきました。
平河氏が考えるポスト岸田とは？
【このトピックのポイント】
・派閥の会長を続ける岸田総理に菅前総理が苦言。派閥批判とも取られかねない発言に平河氏「次の総裁選にどういう構図を描いているのか」
・ポスト岸田の不在と統一地方選挙で「岸田おろし」は拡大せず？平河氏は解散を来年と予想
・ポスト岸田に茂木氏、河野氏、林氏、萩生田氏の名前が上がるも決定打なし。安倍派の後任会長決定がカギとなるか
菅前総理が岸田総理に苦言 永田町ざわつく
菅前総理が岸田総理に対し「総理でありながら派閥の会長を続けるのはいかがなものか」と苦言を呈し、波紋が広がっています。
この発言は総理・総裁を務めるにあたって派閥を離脱するという慣例に言及したもので、実際に小泉元総理や安倍元総理も在任中に派閥を離脱しています。
菅氏と言えば2022年に派閥を結成するのかどうかで注目を集め、最近も活発に活動しているとのことです。
平河氏は菅氏の発言に対し「派閥を否定しているわけではないが派閥批判の要素も含んでいる」とコメント。派閥結成のハードルが上がる可能性に言及しつつ「次の総裁選に出るつもりならどういう構図を描いているのかは気になるところ」と続けました。
平河氏によると菅氏の街頭演説には多くの聴衆が集まるなど、辞任後も一定の人気が見られるとのこと。もう一度総理の座を狙う野心があるという話もうなずけます。
一方で総理時代は無派閥のなか党内の地盤を盤石にできなかったことが弱点となっていました。
その弱点をどう克服するのか、今回の発言の意図とあわせて気になるところです。
「岸田おろし」怖くない？岸田総理は余裕の構えか
菅氏の発言は「岸田おろし」の狼煙と言われていますが、一方で岸田総理はその動きが拡大することはないと考えているようです。
岸田総理が党総裁を辞任したとしても、後任候補と目されている茂木氏と河野氏が相手なら勝てるというのがその理由だと、記事では紹介しています。
岸田総理を脅かすポスト岸田が明確に決まっていないことに加え、平河氏はこの春に行われる統一地方選挙についても言及。
「統一地方選挙の前後で国政選挙を行うというのも考えづらい。すぐに総理を変えないといけないという機運が自民党の中にあるとは思えない」と「岸田おろし」が拡大しない理由を分析しました。
昨年末から話題に上がっている解散の時期について平河氏は来年と予想。
これまでの解散や内閣改造のタイミングから岸田総理を「勝負師タイプ」と分析し「岸田さんとしてはタイミングを計っているんでしょうけど……今年は考えづらいと思います」とコメントしました。
平河氏に聞くポスト岸田とは？
ポスト岸田について聞かれると平河氏は「難しいですね」と思案。
派閥の会長で党の幹事長を務めている茂木氏について、平河氏は「茂木さんは党内で色んな差配をしてきた方なので政権を支えてきたという意味でも強い。優秀な方だけど茂木総理と言われるとイメージがつきにくい」とコメントしました。
河野氏は茂木氏と並んで有力視されているものの、麻生派に属しており茂木氏のような派閥の会長や党四役の経験はありません。
山本氏「麻生さんがいつ認めてくれるのかっていうのもありますよね」
林氏は岸田派の中でも勢いのある存在ですが、岸田派だからこそ「岸田総理の次は考えづらい」とMC山本、平河氏とも一致しました。
萩生田氏は所属する安倍派の後任会長が決まっておらず、そこが固まるまではポスト岸田とは確実に言えない状況です。
先週の放送では立憲民主党衆議院議員の馬淵氏が「安倍派のトップが決まるまでポスト岸田はいない！」と断言しており、ポスト岸田は誰になるのか今後の動きに注目です。
【関連】馬淵衆議院議員が「遅くとも10月に解散」と語る根拠は？民主党政権どうだった？国対委員長の仕事とは？選挙ドットコムちゃんねるまとめ
平河氏「馬淵さん（のポスト岸田）は泉さんじゃないんですね」
動画本編はこちら！
菅前総理が「岸田おろし」の狼煙？ポスト岸田は誰になる？いつ解散？
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