東日本高速道路の由木文彦社長は25日の記者会見で、2024年度中に見直す深夜割引に距離の上限を設けることを検討すると発表した。現行では対象時間帯を少しでも走れば全ての走行分をまとめて割り引いているが、見直しで時間内の走行分に限る方式に切り替える。時間内に走行距離を稼ごうとする車が規制速度を超えて走るのを防止する。
由木氏は「時速200キロで走るようなことになると、交通安全などの面で問題だ。何らかの上限や規制を講じなければいけない」と指摘。一定距離以上は割引対象外とする案があり、詳細は今後詰める。