環境省 近く聞き取りへ 不適切な盛り土に産廃処分場 広島市が認可

広島県が不適切とした広島市内の盛り土の一部に産業廃棄物処分場が認可されていることが分かりました。

環境省は、近く認可した広島市から聞き取りを行う予定です。

県は2021年、盛り土が原因で発生した熱海市での土石流災害を受け県内の盛り土について緊急点検を行い、20カ所のエリアを不適切としていました。

そのうちの一つ安佐南区の盛り土エリアの一部について広島市は審査基準に適合していたとして産業廃棄物処分場を拡張することを認可していました。

このエリアについては産業廃棄物処分場を拡張した部分外の一部で県がのり面が崩れていることを指摘していました。

環境省は、近く、広島市に対し審査が基準に沿っていたかどうかなどについて聞き取りを行うということです。

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