<新型コロナ>40代死亡…陽性判明後に重症、入院直後に息を引き取る 埼玉3511人感染28人死亡

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県は25日、新型コロナウイルスに感染していた28人が死亡し、新たに0~90歳以上の3511人の感染を確認したと発表した。新規感染者は7日連続で5千人を下回った。内訳は県管轄が2441人、さいたま市533人、川口市217人、川越市109人、越谷市211人。

 これまでに確認された感染者は174万5506人。死者は3475人。24日夜時点の重症者は33人、入院は1251人、宿泊療養は471人。

 クラスター(感染者集団)関連は47件で、新たに高齢者施設など3件で6~13人が感染した。

 県によると県管轄では70~90代の男女9人が死亡した。川口市では80、90代の男女2人が、越谷市では80代、90歳以上の男性2人が死亡した。

 さいたま市によると、市内の障害者施設に入所していた40代男性が昨年12月18日に死去した。同日に陽性判明後、重症と診断され医療機関に入院した直後に死去したという。基礎疾患はなかった。市は男性を含め40~90代の男女15人の死亡を発表。一日の発表としては過去最多だった。

 県教育局によると、県立学校8校で児童生徒22人が感染し、学級閉鎖を8件実施した。

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