埼玉工業大学、大手有名企業に就職を目指す3年生を対象に「面接特訓大会」を実施

2022年12月、埼玉工業大学キャリア支援センターは年末恒例の「面接特訓大会」を行い、3日間で計25名が参加した。大手有名企業に就職を目指す3年生を対象にした埼玉工業大学ーダーシップ研修(LETS)と合わせた特別強化プログラムで、10年連続での実施となる。

埼玉工業大学はキャリア教育に力を入れており、大手有名企業への就職実績を高めている。大学通信の調査による「有名企業400社の実就職率ランキング」では2022年に10.3%で74位(2021年は10.0%:82位)となり、埼玉県内の私立大学で首位を獲得。全国の私立大学の中でも、東京を除く東日本地域の大学においてトップの実績となった。

この「面接特訓大会」では例年、講師としてシャープ、東京電力、ヤマト運輸、キリンビバレッジなどに就職した卒業生と、セイコーエプソン、キッコーマン、住友電気工業、京セラ、JR東日本、東芝、森永乳業に内定済の4年生が後輩のために引き受けており、同じ環境で学び自身の就活に成功した経験を活かして親身な指導を行っている。今回は卒業生26名と内定済の4年生6名の計32名が講師となり、面接を中心とした就活準備対策を実施した。

受講した学生の多くは2022年夏の海外リーダーシップ研修(LETS)に参加し、多様性の文化を体験で学びグローバルな視点でリーダーシップを養っている。海外研修はコロナの感染拡大により2年間はオンラインや国内へ変更していたが、3年ぶりに再開した2022年度は25名の学生がベトナムでの研修に参加した。

この海外研修は2016年度より実施し、のべ180名が参加してきた。春休みや夏休みの期間を利用してアジア諸国(ベトナム、スリランカ、カンボジア)を訪問する内容で、埼玉工業大学独自のプログラムとして定着している。この研修参加者の多くは実際に大手有名企業への就職を実現しており、次回は2023年3月に春休み期間に実施する予定。

参考:【埼玉工業大学】「面接特訓大会」を実施

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