H-IIAロケット46号機、種子島宇宙センターから打ち上げ成功

【▲ 情報収集衛星「レーダ7号機」を搭載して打ち上げられたH-IIAロケット46号機。NVSのライブ配信から（Credit: NVS）】

三菱重工業株式会社は2023年1月26日、「H-IIA」ロケット46号機の打ち上げに成功しました。搭載されていた情報収集衛星「レーダ7号機」はロケットからの分離が確認されたと三菱重工業がSNSで報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報：H-IIA 202（IGS Radar-7）

ロケット：H-IIA 46号機
打ち上げ日時：日本時間2023年1月26日10時50分【成功】
発射場：種子島宇宙センター 大型ロケット発射場（日本）
ペイロード：情報収集衛星レーダ7号機

レーダ7号機は、内閣衛星情報センターが運用する情報収集衛星です。情報収集衛星には、光学センサーで地上を撮影する「光学衛星」と、レーダーで地表を走査する「レーダ衛星」があり、合わせて地上を1日最低1回撮影できるように利用されています。

現在運用されている情報収集衛星は、「光学5号機」「光学6号機」「光学7号機」「レーダ3号機」「レーダ4号機」「レーダ5号機」「レーダ6号機」、そして「データ中継衛星1号機」です。今回打ち上げられた「レーダ7号機」は、2017年に打ち上げられた「レーダ5号機」の後継機です。

■打ち上げ関連画像・映像

【▲情報収集衛星レーダ7号機のミッションパッチ（Credit: 内閣府プレスリリース）】

■打ち上げ関連リンク

Source

文／sorae編集部 速報班