大村湾PA上り線 改修へ 2023年度完成目指す 新設テラスの名称募集 

大村湾PAの新しい店舗棟とテラスの完成イメージ図(NEXCO西日本提供)

 西日本高速道路(NEXCO西日本)は長崎自動車道、大村湾パーキングエリア(PA、上り線)=東彼東彼杵町瀬戸郷=をリニューアルする。店舗棟を改築し、大村湾を望むテラスを新設。2023年度内の完成を目指す。同社と東彼杵町はテラスの名称を2月1日から公募する。
 上り線の大規模な改修は1992年の店舗棟オープン以来。今春着工し、売店や軽食スペースが入る平屋を約2倍の460平方メートルに拡大する。改築中は仮設店舗を設ける。大村湾側に設けるテラスは約100平方メートルで夕景や四季折々の眺望が楽しめる。

リニューアル後の大村湾PAのイメージ図(NEXCO西日本提供)

 名称の募集は2月28日まで。町役場(蔵本郷)、道の駅「彼杵の荘」(彼杵宿郷)、「Sorri(ソリッ)so(ソ)riso(リッソ) 千綿第三瀬戸米倉庫」(瀬戸郷)に応募箱を設置する。命名者の氏名またはニックネームは、銘板に記してテラスに掲示。副賞として特産品を贈る。
 同社長崎高速道路事務所の担当者は「県外に向かう利用者が最後に立ち寄るランドマークと位置付け、土産物売り場の充実などニーズに応えたい。親しまれる名称をつけて」と話している。


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