
大雪に絡む運行トラブルで、列車立ち往生による乗客の長時間の車内閉じ込めが続出したJR西日本は26日、始発から通常運転を始めた。しかし、立ち往生があった東海道線(琵琶湖線)の山科駅(京都市山科区)では再びポイントに雪が挟まって切り替わらなくなり、京都線や神戸線の区間でも列車が遅れた。
JR西によると26日午前6時45分ごろ、指令所の係員が山科駅構内の信号が赤のまま切り替わらないことを確認したため、同駅に停車予定だった特急・新快速列車を通過させる対応を取った。係員が雪を取り除き約2時間後に通常の運行を再開。ポイントの凍結を防止する融雪器は稼働していたという。