【山口県おすすめ土産】名物・瓦そばをおうちで楽しめる!「お多福の瓦そば」実食ルポ

山口県のソウルフード「瓦そば」。熱々の瓦の上に茶そばや錦糸卵、牛肉などをのせた下関市発祥の郷土料理です。今回は、そんな瓦そばをおうちで楽しめる「お多福の瓦そば」をご紹介。そば好きな人はもちろん、甘くないお土産やインパクトあるお土産を探している人にもおすすめです。味はもちろん、作り方や販売場所、価格まで、実食ルポでお届けします!

山口県のご当地グルメ「瓦そば」

800年以上の歴史を持つ温泉地・川棚温泉。湯治場として栄え、治安を守るため、特別に“瓦”と“土塀”を庶民が使うことが許されたこともあり、瓦は生活に欠かせないものでした。

また、西南の役において、熊本城を囲む薩軍の兵士たちが、長い野戦の合間に瓦を用いて野草、肉などを焼いて食べたというエピソードがあり、そこから着想を得て、「元祖 瓦そば たかせ」創立者 高瀬慎一さんが「瓦そば」を考案。今も地元の名物料理として、愛されています。

今回は、そんな「瓦そば」をおうちで楽しめる、「お多福の瓦そば」を紹介します。

おうちで楽しめる!「お多福の瓦そば」

まずは中身をチェック。箱の中には、そばとそばだしが入っています。

箱の裏面に記載された調理方法を見ながら、早速作っていきましょう。

まずは、沸騰したお湯約2Lに塩を一つまみ入れます。そして、美しい緑色の二束の茶そばを袋から取り出し、お鍋に投入。

4分茹でたら、ザルに移し、冷水で洗い、麺を引き締め、よく水を切ります。

続いて、フライパン又は、ホットプレートに油を少量ひき、麺を焼いていきます。

お好みで、調理済みの牛肉(筆者は塩胡椒して焼きました)、ネギ、錦糸卵、レモンの輪切り、海苔などをトッピング。もみじおろしを添えると、もっと彩り鮮やかに。

温めたそばつゆとともに、いただきます。

かつお節やさば節、昆布、椎茸、煮干を使用したそばつゆは、旨味とコクがたっぷり。熱々の茶そばとともに味わえば、風味豊かな味わいが口いっぱいに広がります。

ところどころにおこげがあって、それがまた香ばしくておいしい。そばと牛肉を一緒にいただいたことがあまりなかったのですが、牛肉のジューシーさがこの香ばしさにぴったり合います。レモンの酸味が爽やかなアクセントになって、絶妙な味わいです。

さらに、やさしい味わいの錦糸卵や、さっぱり感を味わえるネギなど、彩り豊かな具材たちのおかげで、味の変化を楽しめるのもうれしい。筆者は特に香ばしい海苔とともに食べるのが気に入りました。実は海苔を何枚も追加しましたが、このように自由に好きなものを追加し放題なのもおうちならではの楽しみですね。

どこで買える?

今回筆者は山口宇部空港ANA FESTAで購入しました。ほかにも山口県内のデパートやSA、オンラインショップでも販売されています。お土産選びの参考にしてみてくださいね。

お多福の瓦そば(約2~3人前)

価格:1,296円(税込)

賞味期限:常温240日

内容:茶そば200g、つゆ240g

公式サイト:https://hidakahonten.com/

山口宇部空港ANA FESTA

住所:山口県宇部市沖宇部625 出発ロビー

https://www.yamaguchiube-airport.jp/shopping/omiyage/anafesta/

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

[Photos by Sayaka Miyata]

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