女性遺体、布団の上に…義母か 異変感じた親族が発見 一緒に住む会社員の女逮捕「処理方法が分からず」

義母の死体を遺棄か、容疑の女を逮捕=入間市

 自宅に義理の母親とみられる女性の遺体を遺棄したとして、埼玉県警狭山署は25日、死体遺棄の疑いで、入間市高倉1丁目、会社員の女(49)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月下旬ごろから今年1月24日までの間、義理の母親(75)とみられる女性の遺体を自宅内に遺棄した疑い。

 同署によると、女は義理の母親と2人暮らし。2人が住むアパートの管理人から「ポストに新聞がたまっている」と連絡を受け、親族が女方を訪問したところ、和室の布団の上で倒れている女性を発見し119番した。女性には目立った外傷はなかったという。

 女は「義理の母が死亡していたと気付いていたが、処理の方法が分からずそのままにした」と容疑を認めているという。同署で死因など詳しく調べる。

© 株式会社埼玉新聞社