東京大空襲の悲劇にオーストラリア人監督が迫る。ドキュメンタリー映画『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』ポスタービジュアル・予告編解禁

エイドリアン・フランシス監督のドキュメンタリー映画『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』[2023年2月25日(土)にシアター・イメージフォーラムにて公開]のポスタービジュアルと予告編が解禁された。

1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃し、木造の家屋や多くの紙材が密集していた街に火の粉を浴びせた。10万人以上の死者を出し、東京の4分の1が焼失した史上最大の空襲だった。戦争や空襲の記憶が失われつつある今、未曾有の悲劇の体験を後世に残そうとする3人の生存者に肉薄する。監督は東京を拠点にするオーストラリア人映画監督エイドリアン・フランシス。本作が長編ドキュメンタリー・デビュー作となる。この悲劇で私たちは何を記憶し、なぜ忘れようとしているのか。

予告編には東京大空襲を体験した、落語一家の林家一門のおかみさんとして知られる海老名香葉子のコメントも含まれている。

実状を知る素晴らしい作品として戦争の惨事を伝え残してくださいました

体験者は少なくなって参ります 私も90を目の前にしています

東京大空襲についてこの哀しみを心薄くなってしまっているように思われます

──海老名香葉子

▼映画『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』予告編

https://www.youtube.com/watch?v=M7yprcYGhMA

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