死んだハヤブサ 高病原性鳥インフルエンザに感染 静岡県内6例目 静岡県が発表

浜松市で見つかった死んだ野生のハヤブサ1羽が、高病原性の鳥インフルエンザに感染していたことが分かりました。静岡県内6例目の感染です。

静岡県によりますと、1月23日に浜松市東区で見つかった野生のハヤブサの死がいについて、国が遺伝子検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザに感染していることが分かりました。

感染力が強く、致死率が高い高病原性の鳥インフルエンザが静岡県内で確認されたのはこれで6例目で、いずれも静岡県西部の野鳥です。静岡県は、養鶏場などに感染が広がらないよう、農家に対し消毒や野鳥の侵入の遮断を徹底するよう 呼びかけています。

また、県民に対しては他の地域へのウイルスの持ち込みを防ぐため、野鳥のフンを踏まないよう呼びかけているほか、死んだ野鳥を見つけたら触らずに、近くの農林事務所や市や町の担当課に連絡してほしいということです。

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