新4K8K衛星放送の視聴可能機器台数が累計1500万台を突破

一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、2022年12月分で、新4K8K衛星放送視聴可能機器台数が累計1517万台となったことを発表した。直接受信(新チューナー内蔵テレビ、外付け新チューナー、新チューナー内蔵録画機)と、CATV受信の新チューナー内蔵STB(セットトップボックス)を合わせた台数の数字となっている。

A-PAB理事長・相子宏之氏はこれを受け、「新型コロナウイルス感染拡大から3年、メディア環境も大きく変わり、過去の常識が通用しない時代に入りました。そのような中、『新4K8K衛星放送視聴可能機器台数』は、おかげさまで昨年12月末で累計1500万台を突破しました。18年12月のスタートから4年での達成となります。各種調査でも、新4K8K衛星放送は実際にご覧になった方から非常に高い評価をいただいており、新4K8K衛星放送視聴可能機器のさらなる普及に努めるとともに、今後は、実際に新4K8K衛星放送を視聴していただくための活動にも重きを置いてまいります」とコメントを寄せた。

また、今後の展望としては、「リモコンの4Kボタンを1人でも多くの方に押していただき、実際にご覧いただくことで、メディアとして、その価値をさらに高めていくことが重要だと考えています。A-PABといたしましては、24年パリオリンピック・パラリンピックの頃に2500万台の普及を目指しております。そのためにも、放送事業者様をはじめ、関係各方面の皆さまのご協力をいただきながら、さまざまな施策を検討してまいりたいと考えております」と語り、さらなる放送サービスの高度化を進めていくことを伝えた。

© 株式会社東京ニュース通信社