南岸低気圧の通過で太平洋側でも雪

日本列島を覆っていた西高東低の冬型の気圧配置は西日本から弱まり、暴風雪が続いていた北日本でも暴風や大雪が弱まってきました。しかし、27日(金)は北日本や東~西日本の日本海側では雪や雨が降ることに加え、本州南岸を進む低気圧の影響で、太平洋側の地域も天気が下り坂となると考えられます。西日本や東海は朝から、関東も午後には雨や雪が降り、東京都心部でも雪が混じるかもしれません。
28日(土)は、この低気圧が日本の東海上で発達するため、西高東低の気圧配置が強まり、再度、強い寒気が南下する見込みです。日本海側を中心に再び広い範囲で強い雪が降り、荒れた天気となりそうです。

気象予報士・饒村 曜

画像について:27日午前9時の予想天気図。

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