一連の“強盗”事件 広島含む8都県14事件が一連のものか… すでに30数人を逮捕

全国で相次いでいる強盗・窃盗など事件をめぐり、警察庁は広島を含む8つの都県あわせて14の事件が一連のものと疑われると明らかにしました。14の事件をめぐってすでに30数人の容疑者を逮捕しているということです。

このうち広島市西区では先月21日、複数の男らが時計・貴金属店の店舗兼住宅に押し入り、ここに住む3人のうち、49歳の男性を縛るなどしたうえ、金品を奪って逃げました。

男性は殴られるなどして意識不明に、81歳の父親も軽いけがをしました。

警察庁によりますと、東京や広島を含む8つの都県で去年10月以降に発生した14の強盗などの事件については、一連のものと疑われるということです。

また、この14の事件をめぐり、すでに30数人の容疑者が逮捕されています。

いずれも10代から30代だということです。

一連の事件と疑われると判断した理由について警察庁は、▽SNSによる募集や、▽複数人による犯行、▽指示を受けて押し入っているなど、手口が似ていることなどをあげています。

また、この8都県14事件以外でも、群馬・京都・福岡で関係が疑われる強盗事件が少なくとも1件ずつあるということで、関連を調べています。

さらに、滋賀・岡山・大阪で起きている窃盗事件などについても関連を調べています。

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