5年ぶりV奪還へ。26日、新生・新井カープが、優勝奪還を掲げ、必勝祈願を行いました。
広島市内の神社を訪れたのは、松田一宏オーナー代行をはじめ、今シーズンから指揮をとる 新井貴浩 監督、そして球団首脳陣ら80人です。
寒空のもと、みな真剣な面持ちで参拝し、新井監督が代表して玉ぐしを奉納…。V奪還を誓いました。
カープは、リーグ3連覇の後、4年連続 Bクラス。コロナの影響にあえぎながら苦しい戦いが続いていました。
今シーズンは新井監督のもと、4人のコーチを招集。新しい風を吹き込み、がむしゃらにシーズンを戦います。
そして、球団はさきほど、来月から始まる春のキャンプのメンバーを発表しました。
広島カープ 新井貴浩 監督
「キャンプも近くなったし、しっかり祈願していただいて、始まるなという気持ち。切磋琢磨ですかね。全選手にチャンスがある。スタートは1軍・2軍とメンバーが分かれているが、ファームスタートの選手も逐一、報告を受けるので、みんながどんな競争を見せてくれるのか楽しみ」
こちらが、1軍キャンプメンバーです。社会人卒ルーキー益田・河野・長谷部の3人と、秋季キャンプでアピールに成功した、二俣・田村、育成の木下ら若手が入りました。
また、けがが心配された森下・床田は、「温かい環境で調整してほしい」ということで1軍スタートです。
ただ、新井監督は、「1軍・2軍は関係なく、状況によりメンバーの入れ替えも頻繁に行ないたい」と話しています。