寒さが続き動物たちがいつもとは違った姿 仙台市八木山動物公園

週末にかけて寒さは続く見込みですが、動物園にいる動物たちはどのように過ごしているのでしょうか。動物園を訪れてみると、いつもと違った動物たちの姿を見ることができました。

鈴木奏斗アナウンサー「仙台市太白区の八木山動物公園に来ています。私は寒さで凍えそうなんですが、レッサーパンダは寒さがうれしいのか、元気に走り回っています」

レッサーパンダは、中国やインドなどの標高1500メートル以上の山岳や森林に生息しているため寒さに強く、屋外の遊び場でいつもよりも元気に遊んでいました。

マイナス40度の北極圏にすむ、ホッキョクグマです。寒い所が大好きで、雪の上で気持ち良さそうに昼寝をしていました。

ホッキョクグマの体毛は、ダウンジャケットのように空気をためられるようになっていて、暖かい空気を逃がさないそうです。

一方、寒さが苦手な動物も。2頭のライオンが寝そべっているのは、床暖房の上。

ライオンは、アフリカの温暖な地域に生息しているため寒さに弱く、体を寄せ合いながらじっと暖を取っていました。

八木山動物公園吉住和規さん「夏場とは違うこのような積雪もあって環境が違うこともありますので、冬だけの動物に見られる行動を楽しんでいただければと思います」

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