廿日市市など4市町 米軍機騒音「低空飛行中止を」 広島

アメリカ軍の航空機による騒音について、住民から被害の訴えが続く廿日市市など県内4市町が対策を話し合いました。

アメリカ軍岩国基地の周辺や訓練の空域にある廿日市市・三次市・北広島町・安芸太田町の4市町は7年前から意見交換を続け国に被害を訴えています。

昨年度県内6地点で人がうるさいと感じる70デシベル以上となったのは9600回以上で、前の年度の約1・5倍です。

廿日市市 松本太郎市長「粘り強くやっていくしかない。今回あらためてそういった思いを国に伝え米国に強い要請をしてもらう」

4市町は今年度中に防衛省と外務省に対し、低空飛行訓練の中止などを要請するほか国による騒音測定が行われていない三次市への測定器設置も求める予定です。

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