数多いサッカーユニフォームの中でも、鉄板の人気を誇る「黒いユニフォーム」。
限定モデルにも採用されるブラックを使ったユニには好デザインが多いが、今回はその中からスタイリッシュで格好よい8着をご紹介したい。
ポルトガル
ポルトガル代表 2013 Nike アウェイ
短期間の使用に終わったアウェイユニフォームで、デザインはポルトガルの火山岩(玄武岩)の色。ポルトガルの玄武岩は国中で様々な用途に利用されていて、国を象徴する物の一つだという。
ニュージーランド
ニュージーランド代表 2018 Nike アウェイ
袖のシルバーファーン(銀シダの葉)がより鮮明に浮かび上がるブラックアウェイ。200種類以上のシダの葉が自生するというニュージーランドだが、中でも大木に成長するというシルバーファーンは先住民族「マオリ」にとっては重要な存在であり、ニュージーランド国章にも描かれている。
コリンチャンス
コリンチャンス 2018 Nike サード
コリンチアーノ(コリンチャンスファン)だった伝説のブラジル人F1ドライバー、アイルトン・セナを讃えたサードキット。ブラックとゴールドのカラーリングは、セナがロータス所属当時のマシン「ロータス98T」を彷彿とさせる。セナの優勝回数「41」を讃えて、胸には41本のゴールドのストライプをあしらう。
シュトゥットガルト
シュトゥットガルト 2017-18 Puma スペシャルエディション
地元シュトゥットガルトを中心に活動するクリエイター集団“Kreativnetzwerk 0711”とコラボした迷彩柄ユニフォーム。エンブレム、各種ロゴマーク、そしてリーグバッジまで全てブラックで統一する。このキットは2017年11月に行われたドルトムントとのホームゲーム1試合のみで着用した。
ボルシアMG
ボルシア・メンヘングラートバッハ 2020-21 Puma 120周年記念
クラブ創設120周年を記念したブラック一色のスペシャルエディション。2020年10月のライプツィヒ戦で使用している。各部ロゴマークは全てブラックで彩り、胸の中央にはクラブ120年間の歴史を「1900-2020」で表す。このキットは創設年と同じ1,900着限定で販売された。
川崎フロンターレ
川崎フロンターレ 2017 Puma 夏季限定ユニフォーム
クラブカラーの一つであるブラックを基調としたデザインは、「コンクリートに囲まれた影の世界から抜け出し、ピッチ上でゲームを照らせ」というPumaの各国共通コンセプト“STEP OUT”に基づいている。2017年8月の2試合(FC東京戦、アルビレックス新潟戦)で着用した。
東京ヴェルディ
東京ヴェルディ 2019 Athleta クラブ創設50周年記念
クラブ創設50周年を記念して登場したブラックキットは、ゴールドのエンブレムが美しい一着。グローバルで多様な人々によって価値が生まれる街「TOKYO」がデザインのテーマで、「V」を連結させた幾何学模様で多様性のつながりである「TOKYO」を表現している。
レアル・マドリー
レアル・マドリー 2014-15 adidas サード
2022年のレアル・マドリー120周年記念「ワイスリー(Y-3)コレクション」。これを手掛けたデザイナー山本耀司氏と初めてコラボレーションして大きな話題を呼んだサードユニフォームだ。
山本氏を象徴する漆黒(GKはオレンジ)を基調に、2匹のドラゴンを描いたデザインが強烈なインパクトを放つ。レプリカユニフォームもあっという間に完売という人気ぶりであった。
黒いユニフォームはもちろん、様々なカラーの貴重なレアユニもある「Qoly × LFB Vintage」。とくにマニアックなユニ好きの方なら。眺めているだけでも楽しいはず!