『AORライトメロウ プレミアム 02 ゴールデン・エラ 1976-1983』の発刊を記念したトークイベント『金澤寿和×福田直木「ライトメロウなプレミアムAORの夜」』開催

人気音楽ライターの金澤寿和が標榜し、数多くのコンピCDが出されるなど今や定番ブランドとなった音楽ジャンル「AORライトメロウ」、「プレミアム」シリーズの第2弾がシンコーミュージック・エンタテイメント発刊された。 本書はAORファンならぜひ押さえておきたい名盤の数々を網羅しており、これから聴く入門者も一通り把握しているマニアも見逃せない一冊。ド定番と「プレAOR」を集成した第1弾と共に、音楽ファン必携のディスク・ガイドだ。 この刊行を記念して、トークイベントを開催。出演は、著者の金澤寿和、福田直木の二人。当日は本書に掲載されている曲をかけながら、二人でその魅力や背景、そこから派生するあれこれなどを語り合う。AOR好きはもちろん、そこからの影響が大きいシティ・ポップのファンにもたまらない一夜となるだろう。

【出演者プロフィール】

金澤寿和(かなざわ・としかず)

1960年生まれの音楽ライター。埼玉県大宮市(現・さいたま市)出身。AORを中心にロック、ソウル、ジャズ・フュージョン、シティ・ポップスなど、70~80年代の都会派サウンドおよびその系譜に愛情を注ぐ。本格的デビュー作となった『AOR Light Mellow』は、もはや一種のライフワーク。CD解説や音楽専門誌への執筆活動の傍ら、邦・洋楽の再発監修、コンピレーションCDやプレイリスト選曲などを多数手掛けている。ほぼ毎日更新の人気ブログ『Light Mellow on the web』は、2004年7月のスタートから満18年を迎えた。

福田直木(ふくだ・なおき)

1992年生まれ。東京都渋谷区出身。幼少期からピアノやドラムに触れ、AORやフュージョンをはじめとする親世代の音楽に親しんで育つ。井上薫との音楽ユニット:ブルー・ペパーズでは、アルバム『Retroactive』(17年)、『SYMPHONY』(21年)を発表。個人としても杉山清貴らに楽曲提供を行うほか、AORを次世代に継承すべく、『シティ・ソウル ディスクガイド』など執筆活動も精力的に行なっている。趣味はレコードの帯蒐集。

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