
静岡市長選の告示までちょうど2か月。候補予定者が着々と選挙モードに入っています。元静岡県副知事の難波喬司さん(66)は事務所開きを行い、静岡県議の山田誠さん(61)は議員の辞職願を提出しました。
静岡市長選の必勝を祈願したのは元副知事の難波喬司さんです。難波さんは1月26日、静岡市の中心街で事務所開きを行いました。
<静岡市長選に出馬表明 難波喬司元副知事>
「しっかりとした執行力で結果を出せば、市政には信頼を持っていただける」
1月25日、自民党本部からの推薦が決まったほか、立憲民主党などの支援も取り付けている難波さん。25日の事務所開きには、市議会の各会派の議員も顔をそろえました。
<難波元副知事>
「安心感がある温かい社会を作りたいということについて、党派あるいは会派で異なることはないと思っています」
難波さんは政策提言の会見を1月中に行いたいとしています。
もう一人の立候補予定者の山田誠さんは26日、静岡県議会の議長室を訪れていました。
<静岡市長選に出馬表明 山田誠県議>
「静岡県議会議員を辞職したいので、ご許可くださるようお願い申し上げたい」
静岡県議の辞職願を提出。19年近く続けた県議のバッジを外し、静岡市長選に向けて、退路を断ちました。静岡市生まれ・静岡市育ちの山田さんは政治団体「静岡市民党」を作り、地元自治会中心に支援を広げます。
<山田県議>
「新たな時代に向けて変えていく、そういう思いは私の方が間違いなく強いだろうと思います。ふるさと静岡のために尽くそうという郷土愛は強いものがあります」
山田さんは来週にもマニフェストの発表会見を開く予定です。