つくばエクスプレスが23年3月ダイヤ改正 「8両編成化」工事の影響で所要時間微増

つくばエクスプレスは東京都の秋葉原駅と茨城県のつくば駅を結ぶ鉄道路線です

首都圏新都市鉄道は26日、今春3月18日に「つくばエクスプレス(TX)」のダイヤ改正を実施すると発表しました。

「8両編成化」のためのホーム延伸工事で所要時間増加

つくばエクスプレスでは、将来的な混雑緩和対策として、2030年代前半のサービス開始を見据え「8両編成化事業」が進んでいます。コロナ禍前の2019年時点の発表では、1編成の輸送力は6両編成時代にくらべて30%ほど増加すると見込まれています。

8両編成化のためには、6両編成車両分しかないホームの延伸工事を行う必要があります。現在は青井駅・六町駅でホーム延伸工事が進んでおり、通過列車による風圧を軽減し安全に施工する必要があることから、この両駅を含む約1.7キロの区間で2024年春まで時速75キロ以下の徐行運転を実施します。

これにより多くの列車の所要時間が1~2分増加するため、ダイヤの見直しを実施するということです。

また土休日ダイヤでは21時台における列車種別や本数を見直し、上り秋葉原方面、下りつくば方面ともに1本減便となります。

(写真:JUNNOSUKE / PIXTA)

※2023年1月27日12時20分……タイトルを一部変更いたしました(鉄道チャンネル編集部)

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