ヤマハ、アドベンチャーモデル『Tenere700 ABS』の2023年モデル発表。ダカール・ラリーを想起させる新色“ブルー”を提案

 ヤマハ発動機株式会社はアドベンチャーモデル『Tenere700 ABS』の2023年モデルを2023年3月8日から発売する。カラーリングに新色としてブルーとマットグレーを加え、継続色のホワイトとともに全3色をラインナップする。

 『Tenere700 ABS』のスタイリングコンセプトは、“Top of Adventure Ténéré”。エキサイトなオフスポーツの世界を表現するため、力強さ、軽量感、タフネス感などを備えるプロポーションを追求したアドベンチャーモデル。

 耐久性や整備性、荷物積載時の高い適応力など、オフロードでのファンライディングとオンロードでの扱いやすさの両立を図り、専用設計のエアクリーナーボックス、コンパクト設計の排気系、ラジエターファン&グリルなどによりオンはもちろんオフロードでの走破性に寄与している。

 エンジンは水冷4ストロークDOHC2気筒を搭載。80.0mm×68.5mmのボアストローク、11.5:1の圧縮比から最高出力を9000r/minで、最大トルクを6500r/minで発揮する。

 今回、カラーリングに新色として加わったディープパープリッシュブルーメタリックCは、ヤマハレーシングブルーをベースにソリッドグレーのグラフィックを配置。ダカール・ラリーシーンを想起させるカラーとしている。また、同じく新色のマットグリーニッシュグレーは、アウトドアシーンにマッチする高い質感を備えた色合い。なお、レッドのスピードブロックを配し、歴代のヤマハレースシーンをイメージさせるラジカルホワイトは継続で販売される。

 ヤマハ『Tenere700 ABS』のメーカー希望小売価格は134万2000円(税込み)。発売は2023年3月8日から。

ヤマハTenere700 ABS(マットダークグレーメタリックA)

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