オフ・ブロードウェイで2009年に上演された話題作が相葉裕樹主演で日本において本格初上演となる。オフ・ブロードウェイ ミュージカル『Ordinary Days』。新鋭気鋭のミュージカルクリエーターのアダム・グウォンの作詞・作曲によるソングスルーミュージカルだ。
稽古場映像
『Ordinary Days』は、爽快で誠実な楽曲と共に、誰もが経験したことのあるような人を想い合う温かさや、うまくいかず葛藤することもある日々を、緻密に歌で表現し、心に寄り添った作品。
主演は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役のほか、昨今ミュージカルでも頭角を現す相葉裕樹。そして、元宝塚トップ娘役で、ミュージカル『東京ラブストーリー』ほか数々のミュージカルに出演する夢咲ねねをヒロイン、二人の歌声が情緒的に交錯する。また、作品を彩るもう一組のカップルには、ディズニーアニメ『ミラベルと魔法だらけの家』のヒロイン・ミラベルの日本版声優の斎藤瑠希と、「東京パフォーマンスドール」の元メンバーでミュージカル『いつか〜one fine day』などミュージカル出演が続く浜崎香帆、また、ダンス＆ボーカルグループ「GENIC」の小池竜暉とパフォーマンスユニット「円神」の中本大賀が今回ミュージカル初挑戦で、持ち前ののびやかな歌声でフレッシュに演じる。
脚色演出の田中麻衣子は『Shakespeare’s R&J』『ある階段の物語』『ロミオとジュリエット』『血の婚礼』『リリオム』『胎内』『罪と罰』『わたしの物語～いかにして私がモンハ（修道女）になったか』などで演出。
STORY
失った日々と、明日への希望… しあわせを求める4人の世界が交錯する 眠らない街・N.Y.に住む男女4人。30代のカップルであるジェイソン（相葉裕樹）とクレア（夢咲ねね）は、互いを想いながらも、ここ最近衝突ばかりでお互いの心が掴めないでいる。一方、アーティストを目指す青年ウォーレン（小池竜暉／中本大賀）は、手書きのチラシを配布する活動をしているが、誰からも見向きもされない。 ある日、大学の論文に追われるデイブ（斎藤瑠希／浜崎香帆）のパソコンを偶然拾ったことで二人は知り合い、少しずつ世界が色を変えていく…。日々を懸命に生きる4人の人生が、思わぬ形で繋がっていく…自身のかけがえのない大切な時間とは…？
稽古場オンライン取材会に先立ち歌唱披露が取材陣に、「I‘m Trying.」 (ジェイソン&クレアを相葉裕樹×夢咲ねね) 、「おとぎ話」(デイブ&ウォーレンをWキャストの浜崎香帆×中本大賀と斎藤瑠希×小池竜暉のそれぞれシーン)、16「Hundred Story」(ジェイソン役の相葉裕樹~全員)が収録による３つのミュージカルシーンの披露がされ、続けて取材会となった。
取材会よりコメントまとめ
相葉裕樹 ジェイソン役
どこにもいる心やさしい青年をジェイソンを演じます。みなさんに共感いただけるキャラクターです。このミュージカルは日常的なシーン多いのですが、ずっと音楽が流れ曲が続いて、セルフはほぼゼロで久々に たくさん歌わせてもらっていて、ハードルが高い曲が多くヒーヒー言ってます。大変ですが、ブラシアップしてと思います。
夢咲ねね クレア役
等身大の女性クレアを演じます。心に傷を負っています。そこから踏み出せずにいるのですがジェイソンと出会い、将来へ一歩踏み出す姿が素敵だな感じています。一曲一曲がつながっているので、覚えることの部分があるのですが、初日へのカウントダウンも始まっているので、早く体に入れて覚えて、自分の感情の整理やコントロールができるよう、毎日戦っています。
斎藤瑠希 デイブ役（Wキャスト）
課題に追われている忙しい大学生のデイブ役を務めます。夢を追う大学生という役柄に共感していただけるかなと思います。好きなナンバーはこの作品の代名詞となる印象的なシーンのM22『屋上のデュエット/Falling』。稽古を重ねていると景色がお客さんにどう映るのかが楽しみです。
浜崎香帆 デイブ役（Wキャスト）
２０代ならではの悩み、私自身も共感しながらデイブを演じています。クレアとジェイソンのM15の『夢』が数秒のセリフがすごく嬉しくて好きです。存在を知らないけど、しゃべれたぁ！という感じ、唯一セリフの掛け合いができるところが楽しいです。
小池竜暉(GENIC) ウォーレン役（Wキャスト）
若い夢追い人ウォーレン役、僕と同じ立場でニューヨークという大きな舞台でがむしゃらに生きて、人に出逢いながら進んでいく、色々共感してもらえると思います。自分も楽しみながら演じていけると思います。初めてのミュージカル出演なので、私の中に殻があるのですが、なんでもやるという気持ちで、段々と殻を破って、いいものを作っていきます。
中本大賀(円神) ウォーレン役（Wキャスト）
ウォーレンはアーティスト活動していて、このストーリーを通じて、アートとはどうことなんだろうということを知っていくストーリを楽しんでいただければいいと思っています。僕もミュージカルが初なので、何が正解かわからない、ウォーレンとして思ったことと表に出したことがミュージカルの見せ方でまだできていないと思っているので、エンジン全開で頑張っています。
田中麻衣子 演出
けっこうなチャレンジング思うんです一曲一曲ひとりで背負っていて、このチャレンジングは伊客さんにとっても印象強い作品になると確信があります。登場人物は４人だけなんですけど、それぞれに都会で生きている人生があり、その４人が奇跡的に出会う物語です。奇跡の出会いをお客様が垣間見る時間なればいいなと思っています。
概要
タイトル：オフ・ブロードウェイ ミュージカル『Ordinary Days』
Ordinary Days Music and Lyrics by Adam Gwon
脚色・演出：田中麻衣子
音楽監督・ピアノ演奏：落合崇史
翻訳：藤倉 梓
出演：相葉裕樹／夢咲ねね／斎藤瑠希・浜崎香帆（Wキャスト）／小池竜暉（GENIC）・中本大賀（円神）（Wキャスト）
日程・会場：
東京：2023年2月8日(水)〜12日(日) 俳優座劇場
大阪：2023年2月18日(土) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
チケット料金：全席指定 11,000円（税込） ※プレビュー公演は500円引
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