第95回記念選抜高校野球大会(3月18日開幕、阪神甲子園球場)の選考委員会が1月27日、大阪市内で行われ、静岡県内からは2022年秋の東海大会準優勝の常葉大菊川が選ばれました。常葉大菊川のセンバツ出場は10年ぶり5度目、静岡県勢のセンバツ出場は4年連続となります。また、秋季静岡県大会3位で、東海大会ベスト4の加藤学園は補欠1位となりました。
常葉大菊川は2022年秋季静岡県大会で優勝、続く東海大会では準決勝で加藤学園を下し準優勝し、センバツ切符をつかみ取りました。石岡諒哉監督は第79回大会(2007年)のセンバツ優勝メンバー、それ以来の春の頂点を目指します。
投手は静岡県大会、東海大会で好投をみせた久保綾哉投手(1年)が軸。秋の大会エースナンバーを背負った福住柚稀投手(2年)らが控え、プロ注目の強肩鈴木叶捕手(2年)をこの投手陣をまとめます。
常葉大菊川といえば「フルスイング」。秋の静岡県大会、東海大会の8試合で計55得点を挙げました。4番・鈴木叶選手へのマークが厳しい中、リードオフマン・勝亦望向選手(1年)や東海大会で3番を務めた岩崎匠悟選手(2年)らのバッティングに期待がかかります。
【常葉大菊川(常葉菊川)センバツ戦績】
◇第76回(2004)
1回戦●3‐4八幡商(滋賀)
◇第79回(2007)
1回戦○2-1仙台育英(宮城)
2回戦〇10-0今治西(愛媛)
準々決勝○2-1大阪桐蔭(大阪)
準決勝○6-4熊本工(熊本)
決勝○6-5大垣日大(岐阜)＝初優勝
◇第80回(2008)
2回戦○6-4明豊(大分)
3回戦●2-7千葉経大付(千葉)
◇第85回(2013)
1回戦○9-5春江工(福井)
2回戦○4-3報徳学園(兵庫)
3回戦●1-3高知(高知)
【出場全36校一覧】
＜北海道＞
クラーク記念国際 2年連続2回目
＜東北＞
仙台育英(宮城)2年ぶり15回目
東北(宮城)12年ぶり20回目
能代松陽(秋田)初出場
＜関東＞
山梨学院(山梨)2年連続6回目
専大松戸(千葉)2年ぶり2回目
健大高崎(群馬)2年ぶり6回目
慶応義塾(神奈川)5年ぶり10回目
作新学院(栃木)6年ぶり11回目
＜東京＞
東海大菅生 2年ぶり5回目
二松学舎大附属 2年連続7回目
＜東海＞
東邦(愛知)4年ぶり31回目
常葉大菊川(静岡）10年ぶり5回目
大垣日大(岐阜)2年連続5回目
＜北信越＞
北陸(福井）34年ぶり2回目
敦賀気比(福井)3年連続10回目
＜近畿＞
大阪桐蔭(大阪)3年連続14回目
報徳学園(兵庫)6年ぶり22回目
智辯和歌山（和歌山）4年ぶり15回目
龍谷大平安(京都)4年ぶり42回目
履正社(大阪)4年ぶり10回目
彦根総合(滋賀)初出場
社(兵庫)19年ぶり2回目
＜中国＞
広陵(広島）2年連続26回目
光(山口)初出場
鳥取城北（鳥取）2年ぶり4回目
＜四国＞
英明(香川)5年ぶり3回目
高松商(香川)4年ぶり28回目
高知(高知)2年ぶり4回目
＜九州＞
沖縄尚学(沖縄)9年ぶり7回目
長崎日大(長崎)2年連続4回目
海星(長崎)7年ぶり6回目
大分商(大分)26年ぶり7回目
＜21世紀枠＞
氷見(富山)30年ぶり2回目
城東(徳島)初出場
石橋(栃木)初出場
