【DeNA】新外国人ウェンデルケン投手とアンバギー外野手が入団会見 「ブルドッグの強さで打者と対戦」

入団会見でポーズを決める横浜DeNAのウェンデルケン(左)とアンバギー=横浜市中区

 横浜DeNAの新外国人選手、J・B・ウェンデルケン投手(29)=185センチ、109キロ、右投げ右打ち=とトレイ・アンバギー外野手(28)=188センチ、95キロ、右投げ右打ち=が27日、横浜市中区の球団事務所で入団記者会見を行った。

 勝ちパターンでの継投が見込まれるウェンデルケンは「ブルドッグのような強さを持って、打者と対戦したい。最大のパフォーマンスを発揮し、チームに貢献する」と誓った。背番号はウェンデルケンが49、アンバギーが42に決まった。

 両選手とも米国出身。ウェンデルケンは150キロ超の直球が持ち味で、昨季は米大リーグのダイヤモンドバックスで主にリリーフとして29試合に登板し、2勝1敗、防御率5.28だった。「日本の気温、天候、あとはマウンドへの適応も必要だ。球速アップや、メカニクスの部分も改善していきたい」と意欲的で、救援陣の心強い存在として「ブルドッグ」に例えた。

 アンバギーはマイナーリーグ通算76本塁打。昨季はレッズとマリナーズのマイナーでプレーした。オースティンが右肘手術の影響で出遅れることが確定的な状況から、穴を埋める活躍が期待される。「一番自信があるのは守備だが、バッティングでも持ち味を発揮したい。一日でも早く溶け込めれば」と笑顔で意気込んだ。

 2選手とも春季キャンプは1軍でスタートする。

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