内藤剛志主演、「HOTEL」のスピンオフ「ホテルマン 東堂克生の事件ファイル」第2弾。舞台は鬼怒川温泉

BS-TBSでは3月18日に、「ホテルマン 東堂克生の事件ファイル~日光鬼怒川温泉殺人事件~」(午後7:00)を放送。石ノ森章太郎原作の連続ドラマ「HOTEL」のスピンオフ第2弾で、前作に引き続き、主人公・東堂克生を内藤剛志が演じる。

今回の舞台は栃木・鬼怒川。プラトン・グループ支配人の東堂が、新たな赴任先のホテル「プラトン鬼怒川」で巻き起こる事件を解決に導いていく。老舗旅館からホテルへリニューアルした「プラトン鬼怒川」は、ホテルでありながら、温泉やロビーの神社、ミルクホールスタイルのバーテンドレスなど、旅館時代の面影を残しており、和洋折衷の様相が楽しめる。

日光きぬ川ホテル・プラトンリゾート、通称「プラトン鬼怒川」は、もともと老舗の大型旅館で、プラトン・グループに買収された後もその面影を残しており、スタッフも旅館時代からのスタッフが半数を占めている。そんな「プラトン鬼怒川」に、プラトン・グループの総支配人・佐伯俊哉(谷中敦)の指示で赴任してきた東堂。しかし、佐光遥(片岡礼子)をはじめとした旅館時代からいたスタッフと、山下みなみ(あめくみちこ)らプラトン・グループから派遣されてきた新たなスタッフとでは、仕事のやり方やスタンスが異なり、業務に支障をきたすという問題が発生していた。そこへ、旅館時代の支配人だった橘秋穂(小林綾子)が現れ、“ホテルの営業が軌道に乗るまで”という条件で、東堂の秘書を務めることになる。

そんな中、人のいない宴会ホールで死体が発見される。被害者は、旅館時代に働いていた調理人・石井まりえ(星野奈緒)だった。警部補・芦田哲也(永井大)に監視されながら、巡査部長・神林早希(松井愛莉)と鑑識・鮫洲大輔(内藤秀一郎)は捜査を進め、まりえの死因は病気か毒物だと予想する。包帯姿の客・伊野口聖子、コックの大河原隆(松澤一之)、バーテンドレスの沢仁美(松下恵)などに事情聴取をしていくが、解決の糸口はなかなか見えない。さらに、今度はメンテナンス係の狭間英子(横内亜弓)の死体が発見される――。

内藤は「今回の舞台は鬼怒川温泉です。深い色の美しい川が流れています。刻々と姿を変えていきます。当たり前のことですが、同じ景色は二度と見られません。ホテルという場所に似ているような気がします。到着する人、出発する人、出会う人、別れる人、ホテルに同じ1日はありません。だからこそ、ホテルには濃密な時間が流れるのでしょうね」と語り、「プラトンからのメンバー、老舗旅館からのメンバー、そして何やら少し変わった地元の刑事さんたち。全員で事件解決までたどり着けるのか。皆さまもぜひ私たちと一緒に推理してみてください。美しい景色とともに、濃密な人間模様をお楽しみください」とアピール。

また、旅館時代の支配人・秋穂役の小林は「今回のドラマは元女将(おかみ)が旅館を愛するがゆえの出来事が発端となるのですが、内藤さん扮(ふん)する東堂ホテルマンも、私が演じる元旅館の女将も、経営スタイルの違いはあれど、お客さまや一緒に働くスタッフ、仲間を大切にしたいという思いに変わりはありません。さて、どんなボタンの掛け違いがあったのでしょうか? 何がそうさせてしまったのでしょう? 謎解きしながらじっくりお楽しみいただけるとうれしいです」と期待を寄せ、加えて「長年なじみのある刑事役ではなく、ホテルマンの内藤さんが見られるのもちょっと珍しいですよね。ビシッときまってカッコいいのは ちろんですが、思いやりのある優しいお人柄もとても魅力的です。どんな活躍をされるのか、どうぞお楽しみに」と見どころを伝える。

そして、巡査部長・神林早希役の松井は「私が演じた早希は、いろんな思いを抱えながらも、ひたむきで、一生懸命ゆえに1人で突っ走ってしまう刑事です」と役柄に触れつつ、「そんな早希の成長も含め、『ホテルマン 東堂克生の事件ファイル』の世界に生きるみんなのそれぞれの愛、思いを感じながらドラマを楽しんでいただきたいです!」と話している。

© 株式会社東京ニュース通信社