バイク乗りがバイク乗りのために作ったバックパック!開発者のこだわりとは?

はい。皆様ご無沙汰しております!!

フラッグシップの上野です。

この度、以前のコラムとは別に特別企画として急遽、再登場となりました。

その経緯を簡単にご説明すると……
このwebモトメガネで紹介されたアイテム記事を、作り手側からの意見や感じ方、物に対する想いをここでお話をするという実験企画!!

※編集部注釈
今回の記事の趣旨は、ひとつの製品をSIDE-A、SIDE-Bとふたつの側面から見るというものです!
違った視点からみることで、よりその商品の特徴が伝わるのでは?というモクロミです。
編集部のムチャブリにお答えいただきありがとうございますっ。

う〜〜ん。よくよく考えてみると難しい企画。

まずは こちらの記事を読んでいただければと思います。

【関連記事】
ライダーの動きに追従する!バイク専用開発されたライダーのためのバックパック

SIDE-Aは執筆が本業のライター側の目線

SIDE-Bは製品を制作したメーカー側の目線

そもそも 皆さんはこう言った記事はどのような人が書いたり編集なさっているかご存知ですか?

モトメガネの中の人が勤めていた、かつて水道橋にあった某社のとある編集部。真夏に駐車場でタイヤ交換をするのが辛いから室内に持ってきて交換中。今となっては懐かしい思い出です……。

雑誌やwebでも記事を書くお仕事をしている方々がいます。
その方々をライターといいます。

そのライターさん方でも編集部に属していたり、企業に属して記事を書いたり、主婦の方、会社員が副業としてとか、
またはその分野専門のフリーランスの方々など多岐にわたります。

私は会社で広報業務もしているので雑誌社さん、web会社さんとも長年お付き合いがあり、
その時々に編集部さんや、ライターさん達とお仕事をさせて頂いています。

お互いの仕事が小慣れ出すと、いろんな話をしたり情報交換したりして深くなっていくんですが、
特に雑誌の編集部の方々、

ある日、「今までお世話になりました!!」とのお知らせが来るわけですね。

あらら……。そうですか……。寂しいですね……。 で次のお仕事は? というと、フリーランスでやります!!
という方も何名かいらっしゃいました。

縁ある方はその後もどこかの雑誌やweb記事を書いていただくこともあるわけです。

今回、弊社商品『アクティブバック/品番FB-855』の紹介記事を書いて頂いた
丸山さんも、そんなバイク雑誌業界におられた猛者でございます。

ちなみに弊社の記事を書いて頂くのが今回で2回目で、次回もお願いしております 笑。
だって商品の説明が凄く細かく丁寧で、こちらが言いたいこと拾ってくれるんだもん……。

さて、そんな経緯はこの位にしておいて、私なりの物の御紹介をしたいと思います。
(本業の方に紹介で勝とうなどとの記事ではなので、温かい目で読んで頂ければありがたいです。)

作り手側がバイク乗りだからこそコダワルところ

『アクティブバックパック』の最大の特徴は、
ライディングポジションに合わせた立体形状の本体にあります。

とりわけスポーツモデル車両で前傾姿勢をとった時でも、ピッタリと背中に沿うような形状をしています。

この形状を保つ為に、ある加工がされています。

それはプラスチックの板が背面に湾曲して付いているんです。
これがこのバックの特徴を生み出す部分。

では特別に解体してみましょう!!

背面の裏の部分です。

黒い板がプラスチックです。
さらにはプラ板を抑える様にアルミ板を生地で覆い縫い込んでいます。

アルミ板をなぜ付けているのか?

実はこのアルミ板によってプラ板の曲線が作られるからなんです。
実際にライディングポジションをとってアルミ材を体に合わせてみると……

ピッタリと沿います!

それではなぜ、安く済むスチールを使わず高価なアルミを使うのか?

それは軽さが欲しいからです。

アクティブバックパック FB-855についてくわしくはこちら!### 軽さは正義

オートバイ用品は頑丈な作りなのは当たり前。
だから重くても仕方ない!! という考えは……ひと昔の考えでです(笑)。

私個人的には、『軽さは正義』だと思っています。

だって私自身、靴やバッグ、ウエアー類でも重たい物は身につけたくないですよね。
疲れ肩こりの原因にもなるし。

カッコよく丈夫で安全性のあるものを、楽してスタイリッシュに!!

そんな個人的な考えもありつつ、この『FB-855 アクティブバッグ』は軽量なバッグに仕上がっています。

アルミ部材もそうですが、メイン生地も丈夫ながらも薄く軽いという特性を持ったものを使用しています

細かいところでも軽量化!

あと、本当にちょっとしたことですが、付いているすべてのバックルが中抜きになってたり

これらの積み重ねで少しでも軽いものを!と商品作りをしました。

ライポジの姿勢にフィットする秘密とは

そのほかにも拘った部分は多々ありますが、強いて言うとこのバッグのキモと言いますか……

それはメインのショルダーベルトの取り付け角度です。

でも、これは写真だと伝えるのが難しいんです。

背負った時、腕を下に下げた時、若干ですが肩とバッグとに隙間ができます。
これはなぜ起こりうるのか?

では腕を前に出して、ライディングポーズをとってみましょう。
ベルトがピッタリと肩のラインにが沿っているのがわかるでしょうか?

ライディング中のバッグとの一体感をより感じていただくためだけに特化したバックパックが、この『FB-855 アクティブバッグ』なんです。

もちろん丸山さんの完璧な商品説明にもあったように、容量や使い勝手にもこだわっています。

ぜひ実際に背負ってみて!!

スポーツバイクはもちろんですが、オフロードバイクに乗ってらっしゃる方、スタイリッシュにバックパックを使いたい方にオススメしたいです!!

もし実店舗さんで見かけることがありましたら、ぜひとも背負ってみてください。

あ!! これか!! と思っていただけると思います(笑)。

これからも“本当に私自身が欲しい”ものを生み出せる、
そんなものづくりを目指していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

アクティブバックパック FB-855についてくわしくはこちら!

【FlagShip・フラッグシップ】
オートバイ専用のジャケット、パンツ、グローブなどのウエア類からバッグ、アクセサリーまで幅広くライディングギアをラインナップしているFlagShip(フラッグシップ)。 エルフ(ELF)の日本正規販売元オフィシャルメーカーでもある。

【執筆者・FlagShip企画室 上野時夫】
ライディングジャケットはもちろん、バイクでライディングする時に使用するギアに至るあらゆるものの企画を担当。素材から製造まで幅広い知識をもつ。
初めてのバイクは国産アメリカン。そこからなぜか旧車に目覚めAT90なる1965年生の90cc2サイクル2気筒の謎なバイク(音が最高でした……)を所有経験あり。その他にも色々乗り、大型自動二輪免許を取得してからはアメリカンに再び戻りハーレー・ダヴィッドソンを経て、これまた何故かオフロードに目覚める。現在WR250Rとカブを所有。

【関連記事】
バイク用品選びのコツを伝授! ライディングギアを長持ちさせるメンテナンス【フラッグシップ・ライディ…

バイク用品選びのコツを伝授! フラッグシップ・ライディングギア・ラボラトリー【ジャケットの仕様とそ…

© パークアップ株式会社