道の駅きつれがわ本館リニューアル 火災で休業、イメージ一新

リニューアルされた本館内

 昨年6月の火災を受け行われていたさくら市の道の駅きつれがわ本館の復旧工事が完了し、28日にリニューアルオープンする。飲食スペースに小上がりの畳の空間を設けるなど、館内のイメージを一新した。

 本館は火災ですすが充満するなどしたため休業を余儀なくされた。復旧工事が進められ同10月に温泉施設のみ先行オープン。飲食スペースなど温泉施設以外の部分の工事も完了した。

 リニューアル工事で、和食、ジェラートの飲食店2店舗が入る1階食事スペースに、琉球畳を敷いた小上がりの空間を整備。大型の採光ガラスは「大正ロマン風」に模様替えした。

 温泉利用者が休憩できる「りらっくするーむ」も1、2階に整備。1階部分は約30畳の広さで、マッサージ器やこたつを設置した。

 オープンに合わせ、同道の駅は28日〜2月12日、記念感謝祭を実施する。温泉利用者先着100人へのタオルのプレゼント(28、29日)、2千円以上の買い物客が対象の「お買い上げガラポン抽選会」(2月5日)などを行う。

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