あす28日、マツダスタジアムにリニューアルオープンする広島カープのグッズショップ。その全貌に迫りました。
「新井カープ元年」とともに大きく生まれ変わった、マツダスタジアム正面のグッズショップ。
RCCのカメラは、リニューアルの舞台裏に潜入していました。ショップの入口に現れたドデカい新井監督の壁が完成するまでの一部始終も大公開です!
【ビフォー】
去年のシーズン終盤。こちらが、「ビフォー」です。
これまでのショップは、1階と2階に分かれていて、選手のユニホームは、階段を上がった先の2階にまとめて陳列されていました。
広島カープ 商品販売部 大迫雄介さん
「この改修自体は去年の秋から始めていまして、実際に陳列を始めたのは2週間ほど前。きのう、おとといくらいにみなさまに見てもらえる形になった」
今回のリニューアルでは、買い物のしやすさを追求。
かつて、新井監督の引退会見でも使われた大部屋との壁を取り払って、「ワンフロアぶち抜き」に。
売り場面積は、これまでの2倍に達しました。
さらに、半年がかりで考え抜いたという内装にもこだわりが詰まっています。
去年、カープは職員をアメリカへ複数回、派遣。メジャー流の洗練されたショップを意識して、チームカラーの赤が映える黒ベースの内装に統一しました。
カメラは、今週月曜日、準備に追われるショップに潜入! 陳列作業が本格化していました。
そして、何と言っても今回の目玉は、ショップ入口にある高さ6.6mの壁面に「新井監督」を配置するビッグプロジェクト。
作業時間はおよそ3時間。1ミリの狂いもなく貼り付ける匠の技でした。
【アフター】
では、生まれ変わったグッズショップの姿をみてみましょう。
フロアが分かれ、天井も低かったのが、明るく開放的なワンフロアに。色とりどりの650種類のグッズが並べられています。
ユニホーム売り場には、本物とほぼ同じ選手ロッカーを再現。黒い内装にむき出しの天井は、スタイリッシュなメジャー流です。
そして、入口にでんと構える新井監督。
グッズを買いに来るだけではなく、遊びにも来たくなる、マツダスタジアムの新たなシンボル、誕生です。
広島カープ 商品販売部 大迫雄介さん
「これだけみんなでがんばって作った売り場なので、楽しんでいただけると思います」
― この球場正面グッズショップは、あす28日土曜日午前10時にオープンします。
― もと、あったグッズショップの2階はカフェやギャラリーになる予定で、外側には1塁側と3塁側を行き来できるテラスもできます。声出し応援の解禁も取りざたされる中、マツダスタジアムは着実にパワーアップを遂げています。