英国カンタベリーロック/プログレ界の雄、スティーヴ・ヒレッジ・バンドが仏・ゴングと5月に来日!

英カンタベリー‏/プログレ・ロックを代表するギタリスト、スティーヴ・ヒレッジが自身のバンドを率いて5月11日&12日に川崎・CLUB CITTA'でコンサートを開催する。 この公演は2020年8月に予定されていたが世界的なパンデミックの影響を受け、ワールド・ツアーそのものが中止。3年越しの来日公演が実現する。

スティーヴ・ヒレッジといえばスティーヴ・ハウ、スティーヴ・ハケットと並ぶ三大“Steve H”のひとりとしてプログレ黄金期に大活躍した最重要ギタリストのひとり。今回、共に来日するフランスのプログレ・バンド「ゴング」にかって在籍し、『ラジオ・ノーム・インヴィジブル(1972~1974)』三部作の制作に貢献。レーザービームのようにエッジの効いた鋭いギターやエコー・マシンを駆使したスペース・サウンドを評して、いつしか“音の魔術師”と呼ばれるようになった。

今回の来日公演ではファースト・アルバム『Fish Rising(1975)』、『Motivation Radio(1977)』、『Green(1978)』収録曲や「ゴング」時代の楽曲を、日替わりの特別なセット・リストで演奏予定。 第1部は創始者デイヴィッド・アレンの遺志を継ぐ精鋭たちで再生された新生ゴング。第2部のスティーヴ・ヒレッジ・バンドは、ゴング・メンバーのサポートを得て、盟友ミケット・ジローディが参加。アンコールではスティーヴ・ヒレッジ・バンド+ゴングの共演も予定されている。 昨年5月のスティーヴ・ハケット来日、今年4月のキャメル来日と英プログレッシブ・ロックのコンサートが相次いでおり、改めて日本でのプログレ人気の高さが窺える。スティーヴ・ヒレッジ・バンド+ゴングの来日公演のチケットは2月4日(土)の深夜(5日あさ1時〜)から最速先行(先着)、2月6日(月)から先行抽選の受付がスタートする。チケットの詳細はジャパン・ツアー特設サイト参照。

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