1月前半の“冬よどこへやら”…という感じではいかないものです...。やっぱりこの時期はこうなりますよね。
1月前半の気候であれば、外ライドされた方も沢山おられたのでは無いでしょうか。素晴らしい天候の時もありましたもんね。外はやっぱり“気持ちいいよ〜”って感じで。
この季節、屋外には自転車の大敵が潜んでいるのをご存じですか? 雨や雪で“濡れる”というのもそうですが、その大敵というのは 「融雪剤や凍結防止剤」 寒い日の朝に撒かれる、あのラムネみたいな白い粒です。 塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム… つまり「塩」です! 含んだ水は塩水です!海です!海水です!! 水分にプラス塩分は金属の大敵。 行く末は海沿いの放置自転車です(言い過ぎました...)
やっぱり冬は外で走ると自転車に良くないや!
ということで、最近は室内で楽しむ方も増えてきてると思います。 最近は、サイクリストにもかなり浸透してきてる「スマートトレーナー」。バーチャルでサイクリングを楽しめる機器です。 有名なソフトですと「ZWIFT」というアプリを使って、仮想空間で世界中の方とサイクリングを楽しめるというものです。
これだったら、自転車に優しく楽しめる!と思ったそこのアナタ! と、こ、ろ、が!ここにも敵が... それはあなたの「汗」です。
室内サイクリングは、15分ほどで汗が出てきます。 もー、気温30度以上の真夏のサイクリングより数倍の汗が出ます。 この汗が強敵でして、汗の成分は水分とナトリウム等のミネラル分が含まれています。 ナトリウム「塩」です!含んだ水は塩水です!海です!海水です!! 外と同じです! 行く末は海沿いの放置自転車です(言い過ぎました...2)
こちらもなかなか頑固で、勝手な憶測ではありますが頻繁にお酒を飲まれる方の汗は特別な感じがします(笑)
こういう対処方法としましては、都度しっかり洗車するのが一番です。
洗車後水分がある状態で満遍なくスプレー。湿気を追い出してバイクの表面に粘着性の無い保護層を形成し、腐食を防止する。優れものアイテムです。
自転車全体に吹きかけて保護する簡単便利アイテム。
冬は床の間にそっとしまって春から活動だ!(実は一番多いのかも知れません) という方は、オーバーホールをして保管されるという方法が最強だと思います。 自転車版人間ドック的な、隅々の点検も含む最強のメンテナンス方法。ここで致命傷を未然に防げることも多々あります。 安全面も含めて最高の状態で春から乗り出せます。 ※目安は、ライドが週2〜3回という方は2年に1回程度
部品も全部バラして隅々まで綺麗にクリーニング。グリスが落ちてしまってるところもあるので、しっかり塗る。細かい部品の寿命にも大きく関わります。
しっかりとメンテナンスして、愛車を良い状態で長持ちさせたいですよね。そして春からも良い状態で楽しいサイクリング!!
(スポーツサイクル専門店「バルバワークスフクイストア」=福井県福井市門前1丁目1209 酒井紀章)