フジテレビで本日1月27日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」（深夜0：55、関東ローカル）は、A.B.C-Z（橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一）を特集する第3話。A.B.C-Zが主演・演出を務めた舞台「ABC座 10th Anniversary ジャニーズ伝説 2022 at Imperial Theatre」に密着。さらに、メンバーへのインタビューを届ける。
橋本は、グループの前身ユニットであるA.B.C.に2008年から途中加入した。彼の加入を機に、グループ名がA.B.C-Zと変わり、最年少ながらセンターを務めることになった当時の心境を、「“常にかっこよく、センターらしく振る舞わないと”ってずっと思っていた」と話す。
高いダンススキルを誇る五関は、グループの初CDシングル「Moonlight walker」の振り付けを務めた際、「自分が作った振りを、『全部考え直して』って言われたことがあって。その時期はピークでしたね」と告白。ほかにも振り付け作業が重なり、心労が大きかったそうだが、そこから前向きになれたきっかけを明かす。
一方、河合は少年忍者／ジャニーズJr.のメンバーと座談会を。「デビューからの10年は長かったですか？ 短かったですか？」との質問に、河合は「A.B.C-Zの場合は、長くも短くもない感じかな。いろいろと、華々しく進んだわけではなくて…」と回想する。
また、“体操でオリンピックに出る”という夢を諦めた過去を持つ塚田は、「僕がずっと続けられているのは、ジャニーズとA.B.C-Zだけです。そのなかで強く思うのは…」と自身の決意を口にする。
役者の仕事をメインに活躍中の戸塚は「みんなそれぞれ、やりたいことを実現していてすごいと思う。だから、自分も…」と、今後のさらなる目標を語る。
1960年代に全米デビューを目指してアメリカへ渡り、夢半ばで解散した初代ジャニーズの歩みを描く「ジャニーズ伝説」。番組では引き続き、同作に挑むA.B.C-Zの舞台裏を紹介していく。本番で5人が歌った「Never My Love」のパフォーマンスも公開する。
「Never My Love」は、アメリカのバンド・The Associationが1967年に発表した名曲のカバー版。実は、この曲は、発売1年前の66年に初代ジャニーズが先に録音していたものの、全米デビューが頓挫してお蔵入りになった。その後、The Associationが歌い、全米1位を獲得した経緯があり（アメリカ合衆国の音楽業界誌「Cash Box」による）、“ジャニーズの幻の名曲”として知られるようになった。
「もし初代ジャニーズが『Never My Love』を出せていたら…」と、五関は考えを巡らせる。橋本は「ジャニー（喜多川）さんの歴史を、絶対にここで止めたくない。大事なつなぎ目を任せられているのは、この舞台しかない」と熱弁。A.B.C-Zが思いをはせて歌う「Never My Love」は必見だ。
