第2段階の出入境再開は間もなく

特区政府医務衛生局の盧寵茂・局長は商業電台のインタビューを受け、旧正月明けにはさらに防疫措置を緩和するとの見通しを示した。1月23日の香港メディアによると、盧局長は「香港の単日の感染者数が最近徐々に減少していることから、旧正月後にはさらに防疫措置を緩和し社会を安定的に正常化させることが望める」と語った。ただし旧正月明けの感染者数は増加すると指摘した。中国本土との第2段階の出入境再開に関する措置について、当局は引き続き本土と討議を行っており、各出入境管理所の周辺環境と受け入れ能力を見ながら、データに基づき可能な状況下で出入境措置の実現を加速させると説明した。だが新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況はまだ終わっておらず、現在、防疫措置を緩和しているのは決して防疫を放棄したわけではないと強調した。

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