旧正月の飲食業売上高100億ドル

大部分の防疫措置が撤廃され、中国本土との出入境が再開したことを受けて、飲食業界は商売が90~95%回復してきたと指摘した。1月24日付香港各紙によると、飲食業界では旧正月シーズンの売り上げは100億ドルを超え、新型コロナ流行前の90%まで回復すると見込んでいる。餐飲連業協会の黄家和・会長は、昨年末に政府が防疫措置を緩和した後、旧正月シーズンは相当賑わいを見せ、加えて今年は双春兼閏月であることから結婚披露宴も盛んとなると指摘した。飲食業界の1月の売り上げは100億ドルを超える見込みだが、新型コロナ流行前の90%までしか回復しない理由には旅行者の来港が十分でないことを挙げた。これまで旅行者は約10%の売り上げを占めていたが、現在のところ地場の消費に依存しており、防疫措置の緩和で多くの市民が海外旅行しているため業界には影響が出ているという。

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