1月10日から全国旅行支援が再開。観光地・函館では寒いこの時期にうれしいホットな飲み物で活気を取り戻そうという取り組みが始まっているんです。人気の観光地、函館で取材してきましたよ~。
海鮮のお店が多く立ち並ぶ函館朝市で、唯一のコーヒー専門店、コーヒーショップ「十字屋珈琲店」。
自家焙煎のコーヒー豆が自慢で地元の人や観光客から愛されてきました。
こちらのコーヒー店では2022年12月から新商品の提供を始めたんです。
それが「ホットビール」です。
あたたかいというよりは結構アツアツ!甘さも程よくて、のどごしも良い。癖になりそうな味です。
温度は50度から60度、チェリーやラズベリーなど3種類をブレンドしていて甘い匂いが広がります。
観光地を回って冷えた体をあたためようと観光客も次々と注文します。
「You wanna try?(あなたも飲んでみる?)」「One more Hotbeer(ホットビールもう一つ)」「Cheers!(乾杯)」と楽しそうな会話が聞こえてきます。
初めてホットビールを飲んだ観光客も…
「飲んだことない初めてです。おいしい、びっくりした。体温まってうれしいです」
十字屋珈琲店の菅原雅仁代表は、
「行動制限があったときは人の入りが少なかった。
HOKKAIDO LOVE!割が始まったことで人がたくさん函館に来てくださるようになる、そこを期待しているので函館もいま寒いので少しでも体を温めてもらえるような飲み物を提供したいなと思いました」と、1月10日から再開した全国旅行支援を観光の起爆剤にしたいという思いで、販売を始めたんだそう。
観光客はコロナ禍前と比べ、8割ほど戻ってきたそうですが、コロナ禍前以上の集客を期待しているですって。
また、函館朝市の近く金森エリアの洋菓子店にもホットな飲み物が。
いちごスイーツ専門店で、自社生産のいちごを使った出来立てプリンが人気のお店。プリン以外に販売が始まったのが…
淡いピンク色の見た目と真っ白なホイップクリームが特徴の「ホットいちごミルク」です。
こちらもホットビールと同じように、温まりながら観光してもらえるようにと作られた商品。
材料には北海道産のクリームや函館産の牛乳などを贅沢に使用。
いちごミルクの絶妙な甘さ!いちごのピューレの酸味が味を引き立てていてとってもおいしい!
はこだて恋いちご洋菓子店の方にお話を聞くと、
「温かいいちごミルクってどんなのですかと、いままで飲んだことないみたいな感じでご注文される方もいます」とのこと。
イートインだけでなく、テイクアウトも可能。温かい飲み物を持って観光地を巡ることができます。
ツンっと冷える日が続くいまだからこそ、HOTな飲み物でホッと一息しながら函館観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?
*みんテレ1月19日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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