トップ棋士・上野愛咲美と史上最年少挑戦者・仲邑菫の決戦の舞台裏に密着

NHK総合で1月31日放送の「クローズアップ現代」(月~水曜午後7:30)では、頂上決戦に挑む囲碁の若手トップ棋士たちを独占取材した「史上最年少の頂上決戦 囲碁界に新風!若手棋士たちの物語」を放送する。

昨年11月から、仲邑菫三段(13歳)が史上最年少のタイトル獲得を懸けて戦っている「女流棋聖戦」の舞台裏に密着。「中学生のうちにタイトルをとりたい」と語る仲邑三段が、今回の決戦を前に囲碁が盛んな韓国に飛び、強豪相手に修業に打ち込む姿を追った。

一方、迎え撃つのは公式戦勝ち星ランキング1位の上野愛咲美女流棋聖(21歳)。上野棋聖は、男女混合棋戦でも連覇を果たし、次世代の旗手として期待されている。相手の石を大量にしとめる攻撃的な碁は「ハンマーパンチ」と恐れられている。今回、“すみれもん対策”と銘打ったノートを手に、AIも活用しながら新たな布石を追究する姿に迫った。

生放送のスタジオでは、これまで数々のタイトルを獲得し、2人とも対局経験がある藤沢里菜女流本因坊(24歳)が出演。互いに高め合う若手女性棋士たちの知られざる物語と、彼女たちの活躍の背景にある、存続を懸けた日本囲碁界の戦略について、桑子真帆キャスターが伝えていく。

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