「3年後のW杯で中心選手の1人になれるよう」清水・鈴木唯人 仏・ストラスブールに期限付き移籍を正式発表

サッカーJ2清水エスパルスは1月28日、MF鈴木唯人選手(21)がフランス1部「リーグアン」のラシン・クルブ・ドゥ・ストラスブール・アルザスへ期限付きで移籍すると発表しました。移籍期間は2023年6月30日までです。

鈴木選手は2020年に千葉・市立船橋高からエスパルスに加入。J1で1年目から30試合に出場。2022シーズンはは20試合3得点を記録しました。また、2024年パリ五輪の主軸選手として期待されていて、2022年11月のU-21日本代表のヨーロッパ遠征メンバーにも選ばれていました。

RCストラスブールは、フランス1部リーグ(リーグアン)に所属し、現在16位。サッカーW杯カタール大会日本代表のGK川島永嗣選手が所属しています。

欧州5大リーグへの移籍が決まった鈴木唯人

鈴木選手はホームページを通じて、「この度、フランスリーグのRCストラスブールに期限付き移籍することになりました。昨年ワールドカップを現地で観戦した際、僕よりも若い選手が活躍する姿を見て、自分の目指すべきところがより明確になり、今回の移籍を決断しました。一年目から試合に出場させていただき、自分を成長させてくれた清水エスパルスには本当に感謝しています。J1昇格のために一緒に戦うことは叶いませんが、フランスからエスパルスの躍進を応援しています。自分自身も、3年後のワールドカップでは中心選手の1人になれるように、ストラスブールで毎日を大事にして過ごしたいと思います。引き続き応援していただけると嬉しいです」とコメントしています。

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