キムタク主演映画の信長衣装展示 2月9日から岡山城で特別展

岡山城の不明門

 人気俳優の木村拓哉さんが戦国武将・織田信長を演じる映画「レジェンド&バタフライ」の劇中衣装を展示する特別展が2月9~26日、岡山城不明門(岡山市北区丸の内)で開かれる。公開中の話題作とのタイアップで昨秋リニューアルオープンした岡山城を全国に発信する。

 信長は岡山城にゆかりがあり、岡山の礎を築いた宇喜多直家は1570年代、西の毛利勢、東の織田勢に挟まれながら信長に帰属して戦国の世を生き抜いたとされる。長く岡山藩を治めた池田家の祖・恒興は信長の乳兄弟だったと伝わる。

 特別展では信長と、綾瀬はるかさんが演じた妻・濃姫の装束やマント2点を公開する。金箔(きんぱく)を施したどくろ形の杯といった小道具のほか、劇中シーンのパネル約30枚も並べる。

 市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくるおかやま城下町物語実行委員会が主催。午前9時半~午後5時。入場無料。問い合わせは岡山城管理事務所(086―225―2096)。

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