フルーツ級に甘い“雪中キャベツ”にティモンディが感激「ホームラン!」

ティモンディの高岸宏行と前田裕太の2人が、28日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。番組MCの宮川大輔と共に、長野県の極上食材『雪中キャベツ』と『凍りもち』を生産する名人を訪問し、収穫やもちつきを体験、絶品料理を味わいつくした。

今回訪れた長野県北安曇郡小谷村は、標高1600mを越える山間の村で、冬の間に約7mもの雪が積もる特別豪雪地帯。この気候を生かして作られているのが極上食材の『雪中キャベツ』と『凍りもち』だ。

ティモンディの前田裕太(左)と高岸宏行(右)

まず訪問したのが、『雪中キャベツ』の名人の畑。通常冬キャベツは11月頃には収穫するそうだが、『雪中キャベツ』はさらにそこから約1か月雪の下で育て、そのポテンシャルを引き出すのが特徴。そうすることで寒さに耐えて甘みが増し、一般的なキャベツの糖度は約4.5度なのに対し糖度が8.7度以上になり、フルーツに匹敵するほどの甘さになるそう。

『雪中キャベツ』を味わう前田

これを食べた高岸は「甘い! フレッシュ!」と驚き、前田も「えぐみが全然ないね。トウモロコシくらい甘い」と喜んだ。

卵黄をからめて食べる『雪中キャベツと納豆のサラダ』

収穫したあとは、雪中キャベツのフルコースを堪能。1品目は『雪中キャベツと納豆のサラダ』。濃厚でピリ辛の味付けが甘いキャベツによく合い、高岸も「うまい! 卵と納豆の旨みの感じがいいですね。ナイストップバッター!」と野球に例えて絶賛。

『雪中キャベツのメンチカツ』

ほかにもキャベツ料理の定番ホイコーローをアレンジした『塩ホイコーロー』、そして雪中キャベツをたっぷり入れた『雪中キャベツのメンチカツ』にも大喜び。メンチカツをポン酢で食べた高岸は「ホームラン!」と彼らしく表現し、前田も「キャベツの旨みが肉に負けてない! シャキシャキしてるけど甘みもあって最高」と、はしが止まらない様子だった。

長野の寒さを生かしたもう1つの名物が『凍りもち』。鎌倉時代発祥とされ、この地で愛されてきた保存食で、つきたてのもちの食感を食卓で簡単に味わえるそう。その作り方を教わろうと、実際におもちをつくことに。通常は数名がかりで交代をしても15分ほどかかるものだが、高岸にかかればたった5分ほどで出来上がった。その後、和紙で包んだもちを3日ほど水に浸し、これを-3度以下にもなる寒空の下で約2か月風にさらし、乾燥させれば完成となる。

『雪中キャベツと凍りもちのお好み焼き』

食べる時には水に浸してパラパラにし、これをフライパンに入れて熱を加えると、つきたてのようなつやつやのおもちに。食感も香りもつきたてのようになる。この『凍りもち』と先ほどの『雪中キャベツ』を使って作ったのが『雪中キャベツと凍りもちのお好み焼き』。『凍りもち』を入れたもちもちの生地とシャキシャキしたキャベツの組み合わせに、高岸も「ナイスバッテリー」とコメントし、最後まで本人らしい食リポで盛り上げた。

さらに宮川は『凍りもち』を作る際の様子を思い出し、「もちつきの(時の)高岸のポテンシャルの高さにびっくりしましたね」と振り返り、前田も「時代が時代なら専門職になってた」と、高岸のもちつきの実力をほめたたえていた。

写真提供:(C)日テレ

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