人間とチンパンジーに共通言語あり!?スコットランドの大学教授のチームが発表

人間と類人猿に共通の言語があることがわかった。新たな研究によると、人間は野生のチンパンジーやボノボがコミュニケーション手段として使う多くのジェスチャーを理解できるという。

研究誌PLOSバイオロジーに、同研究が掲載。人間とチンパンジーの最後の共通祖先が似たジェスチャーを使用していたそうで、人間の言語の出発点の可能性があるという。

同研究を指導したスコットランド、セント・アンドリューズ大学のカースティ・グラハム博士はジェスチャー中心のコミュニケーションはゴリラやオランウータンなど、他の類人猿にも共通だとしてBBCニュースにこう話す。

「人間の幼児も同じジェスチャーを使います。私たちはこのジェスチャーが最後の共通の祖先に存在する可能性を既に予想していました」

「現在我々は、自分たちの祖先がジェスチャーを初めに使ったことを確信しています。そしてそれが我々の言語に取り入れられたのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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